今年もリラクセンスをヨーロッパの人々に知ってもらうため、

秋のヨーロッパ遠征にやって来ました!

 

最初の目的地はスペインマドリード

 

そして昨日は、10代でほぼ同時期にアルゼンチンに渡り、

そこからさらにほぼ同時期にスペインのマドリードに渡り、

それぞれ別々のチームで頑張っている10代の選手達を訪ねてきました。

 

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全員、自分のチームには日本人はおらず、

異国の地でスペインの屈強な選手たちと渡り合い、

まずはポジション争いに勝ち抜いていかなければならない環境で、

 

悩んだり、苦しいこともあるようですが、

日々自分と向き合いながら、

お互いに切磋琢磨しながら頑張っているようでした!

 

そんな中、そのうちの1人が

試合中に膝を怪我してしまい、

現在リハビリ中とのことだったので、

 

リラクセンスが1つのきっかけになればと

施術をさせてもらったのですが…

 

皮膚に触った瞬間にわかるくらい、

足底は緊張でパンパン!

動かし始めても、指は関節が曲がらない…

 

「本当にリハビリしているんだろうか?」

と思うくらいの状況だったので、

本人に詳しく聞いてみると、

 

「こっち(スペイン)のリハビリはけっこう無理矢理で、

痛いし、適当にやってる感じで…。

何があると、筋肉を付けろ!しか言わないし…」

 

と、マドリードの

現状を教えてくれました!

 

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もちろん、

全員が全員そうではないとは思うのですが、

まだまだそういう発想や前提があるんだなぁ…ということが、思いがけずわかりました。

 

そして日々強引な施術を受けている彼は、

「このやり方は、繊細で、気持ちいいです!」と受けながら驚いていました。

 

そして、

数分後立って歩いてもらうと、

「地面が柔らかく感じて、

めっちゃ歩きやすいです!

ボール蹴れちゃいそうです!!」

とのこと。。。

 

流石に本気でボールを蹴ったら

まだまずいでしょうが、

あれだけガチガチだったら、

そう感じて当然です!

 

たった数分でしたが、

実際みるみるゆるんで行きましたから、

やはり、

どんな技術を持っているか?

はもちろん、

どんな前提を持っているか?

がいかに大切かを改めて感じました。

 

それ次第で、

体は本当に変わりますからね!

 

それこそ、施す側が

相手のためと思ってくれていても、

それで体に無理強いをしているということが、

プロと言われる人の中でもまだまだあります。

 

これまで10年以上に渡り

リラクセンスをお伝えしてきた中で

すごく感じてきたことなのですが、

 

ただ、それは日本だけの話で、

海外はもっと進んでいるのかと

勝手に想像していたので、

 

どこでも少なからずあることを知れたのは

とても大きな収穫でした。

 

そして同時に、こうした発想を、

施術する側だけでなく、受ける側も

知っておく必要があることを感じました!

 

施す側だって

自分が無理強いしているなんて

わかっていないのに、

 

受ける側が無理強いされているなんて

まずわからないですよね?

 

ですから多くの場合は

言われるがまま任せるしかないわけです。

 

でも、実は体ってとても正直で、

自分にとって不快なものには必ず抵抗や反発をするものなんです。

 

ですから、反発が起こったら、

無理強いされてるんだ!ということです。

 

とてもシンプルですが、

これを1つの指針にするだけでも

ずいぶん変わると思います。